2023(令和5)年6月27日(火)、介護福祉学科2年生を対象とした卒業生による「職場別相談セミナー」が開催されました。
このセミナーは、介護福祉士として働く卒業生が介護福祉士の魅力や喜び、仕事内容などを在学生に伝え、それらに対して在学生が質問するという双方向の学びと交流を図る取り組みで、今年で13回目を迎えました。毎年、介護福祉学科同窓会と連携する形で開催しています。
当日は4名の卒業生が各々の仕事内容から給与などの待遇面まで、丁寧かつ赤裸々に説明して下さいました。
例えば、介護福祉学科同窓会長で施設ケアマネジャーとして働く柳沢佳澄さん(介護福祉学科1期生)は、パワーポイントを使いながら施設ケアマネジャーと居宅ケアマネジャーの違いや介護支援専門員の取得方法などに加え、利用者様一人ひとりの思いや夢を実現するために努力することの大切さを語ってくださいました。
また、住宅型有料老人ホームアリスの施設長である丸山朝絵さん(介護福祉学科22期生)は「松本短期大学で学んだことは、知識・技術だけではない。むしろ利用者様個々人の思いをどう尊重し、どう関わり合えばよいのかということを学んだ。こうした『介護の心』こそ、介護福祉士の根幹をなすものであり、大切にしてほしい」と後輩である学生たちにメッセージを送ってくださいました。
卒業生の方々からの一言一言が、学生たちにとっては介護福祉士を目指す自分自身への後押しにもつながったようです。
改めて、お越しくださいました卒業生の皆様に感謝申し上げます。