2023(令和5)年3月18日(土)に介護福祉学科30周年記念・公開講座「明日の介護を考えるシンポジウム」を本学で開催いたしました。
(最下部にYouTubeのリンクを掲載しております。当日の様子をご覧ください。)
当日は雪が降る中にもかかわらず、卒業生の皆様、介護福祉の現場関係者の皆様、地域住民の皆様など、約70名の参加がありました。ご参加いただきました約70名のみなさまに、ここに記してお礼申し上げます。
シンポジウムでは、社会福祉法人梓の郷統括施設長の清澤秀彦氏、パーソナルスキンケアLisse主宰の小宮山圭氏、地域密着型通所介護お元気ステーションとれぼる管理者の窪田敬子氏、本学介護福祉学科の福田明教授の4名による発表を踏まえ、これからの介護福祉について、会場の皆様と考える機会を持ちました。
清澤氏からは「やりがい×働きがい」のある職場作りや介護福祉の価値創造、小宮山氏からはケアセラピストによる効果の見える化や介護福祉士がケアセラピストのスキルを獲得する意義、窪田氏からは日頃から心身の活性化を図る機能訓練や創作活動の取り組みの重要性が伝えられました。
コーディネーターを務めた本学介護福祉学科の合津千香教授は、総括として
①介護福祉士と関連職種、養成校と現場といった「つながり」
②現状維持にとどめるのではなく、ケアセラピストの取得等、新たな取り組みにチャレンジする「前進」
③それらの成果を地域社会に伝え広める「発信」
という3つの要素が、これからの介護福祉を拓く上で重要になると強調しました。
母校に集った卒業生からは「このような場に参加でき、良い刺激をもらった」「懐かしい。久しぶりに同級生や先生方と会えて元気をもらった」等の声が聞かれ、このシンポジウムが学びと交流だけでなく、明日に向けての力につながったようです。
①社会福祉法人梓の郷統括施設長 清澤 氏 https://youtu.be/EjIbCyy4hbA
②パーソナルスキンケアLisse主宰 小宮山 氏 https://youtu.be/2Naa664D97s
③地域密着型通所介護お元気ステーションとれぼる管理者 窪田敬子氏 https://youtu.be/3ySBYXuuoqo
④松本短期大学 介護福祉学科 教授 福田明氏 https://youtu.be/KsTAJsTQTYg