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介護福祉学科2年生 ロールプレイングを通しての実践的な学び

2021(令和3)年6月2日(水)、総合的生活支援Ⅱの授業の中で、介護福祉学科2年生が「事例に基づく生活支援技術の展開―Yさんへの介護過程」についての成果発表としてロールプレイング(役割演技法)に取り組みました。事前にペーパー事例でとりあげた利用者Yさんには一体どのような生活上の課題が存在するのか、その課題の解決に向けて、どのような支援を展開していけばよいのか、検討(アセスメント)して介護計画表を各グループで作成しました。
そして当日、その介護計画に基づいて利用者、介護職員、実習生等、それぞれの役になりきって、利用者への支援過程をグループごとに演じました。具体的には4点杖歩行やベッドから車いすへの移乗、食事、将棋を通しての交流等の場面がとりあげられました。各グループ、片麻痺のある利用者がブレーキをかけやすいよう、車いすのブレーキの長さを筒を使って長くしたり、将棋の駒をとりやすいように大きめの駒を製作する等、さまざまな工夫が盛り込まれていました。今回の学びを介護現場での実習にぜひ生かしていってほしいと思います。
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