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【介護福祉学科】「視覚障害者の食事の支援」を体験

介護福祉学科1年生は「生活支援技術Ⅳ」の授業で、お互いに利用者役、介護者役になって、視覚障害者が自分で食事をするための支援について学びました。

学食の今日のメニューのひとつ、唐揚げ定食を、アイマスクをつけて食べてみました。手順は、

1.椅子の背もたれや座面、机に触れてもらいながら、利用者は自分で席に座ります。

2.メニューや食器の位置を、クロック・ポジション(位置関係を時計の文字盤に見立てて説明する)を活用し、食器を手で触れてもらいながら説明します。

3.メニューの説明のあとは、介護者に見守ってもらいながら自分で食べてみました。

体験してみての感想は、「クロック・ポジションの説明により、置いてある場所はだいたいわかったが、持ち上げた食器を戻すのが難しかった。」「箸でどのくらいの量をつかんだのか、どのような角度で口に入れたらよいかがわからず、唇にあたって落としてしまうことがあった。」「目隠しをして食事をしてみると、食べることに集中しすぎて疲れてしまった。もっとリラックスしてもらうことも重要」など、体験により気づくことがたくさんありました。

体験を活かし、利用者の状態に合わせ、利用者の立場に立って適切な介護をする力を身につけてほしいと思います。

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